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支線 (建築)[しせん] 建築における支線(しせん)とは、建造物を直立して保持するため、その上部と地面を接続して固定する針金などの線状のものである。ステーとも呼ばれる。 鉄塔、電柱、テントなどに用いられ、通常は異なる方向に複数の支線を設ける。張力を加えるためのターンバックルなどの部品とともに用いられることが多い。 アンテナのマストを固定するのに用いるとき、金属製の支線では長さが問題になることがある。支線がアンテナで送受信する周波数の波長の 1/2 の整数倍の長さになっていると支線が共振してしまい、アンテナから輻射される高周波エネルギーを減衰させてしまう。これを防ぐのに、波長の 1/2 にならないように支線を何本かに分け、それぞれを碍子でつないで機械的には 1 本の支線として使用するということが行われている。 また、グラスファイバー等の絶縁体製の支線を用いることもある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「支線 (建築)」の詳細全文を読む
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